募金状況報告
指定寄付金実績報告
2018/4/10
浄行寺(じょうぎょうじ)は親鸞聖人を宗祖と仰ぐ浄土真宗本願寺派(西本願寺)のお寺です。お寺の位置する熊本市川尻町は、鎌倉時代から緑川や加勢川の港町(外港)として栄え、江戸時代以降は薩摩街道の宿場町として繁栄しました。
今でも石造り船着場や藩の米倉、古い町並みが残っており、また、室町時代末期からの歴史を誇る刃物製造(川尻刃物)や桶の製造、清酒や赤酒、焼酎の醸造といった伝統産業は現在も継承されており、市民に親しまれています。
近年は町おこしの一環として六軒の和菓子店(開懐世利六菓匠)による工芸菓子の展示、和菓子の制作実演やお茶席などの催しが開かれています。
またこの地区にはお寺が十六ヶ寺あります。それぞれの宗派の年間行事や各寺の活動も様々ですが、歴史ある寺町という立地の中、春には宗派の垣根を越えて地域の活性化に貢献すると共に、寺院に親しんでもらおうと「川尻お寺deフェスタ」と銘打ったイベントに参画しています。
浄土真宗本願寺派 浄行寺 盛 忍
注:「安阿弥様」
鎌倉時代を代表する仏師運慶と兄弟弟子にあたる快慶が確立した造仏様式のこと。本山から浄土真宗寺院へ下付されるようになった阿弥陀如来像は、快慶が生み出した衣の表現が自然で流麗、穏やかで写実的な姿を示す立像が一般的となり「安阿弥様」と呼ばれています。
地震後の本堂内部
地震後の本堂内部
平成28年熊本地震によって本堂・庫裏等が大規模半壊の被害を受けました。
庫裏は建替えの為、公費解体を済ませ、先ずは本堂の基礎工事に取り掛かっているところです。
本堂の壁も全面的な修復が必要であり、御本尊や仏具・荘厳等も損壊しております。
地震直後から多くの皆様に温かいご支援を賜わっているなかで、一日も早い復旧を目指して準備を進めてまいりました。
そして、このたび本堂の工事に始まり、仏具・荘厳、庫裏を対象とした復旧事業に着手する運びとなりました。
つきましては、「熊本地震復旧寄付金制度」(以下、指定寄付金と表記)を利用し、事業費に充てる寄付金を広く募集いたします。
国からの適用を受けた指定寄付金の趣旨をご理解くださいまして、みなさまのご支援ご協力をお願い申し上げます。
寄付いただいた寄付金には、税制上の優遇措置があります。
寄付金の入金確認後,確定申告時に必要となる証明書(領収書)を寄付者に送付いたします。
会社等の場合
寄付金の全額が損金に算入されます。
個人の場合
当該年に寄付した
合計額(総所得額の40%を限度)から
2千円を差し引いた額
について、所得控除を受けることができます。
但し、下記に該当する寄付金については受入れることが出来ません。
①寄付者の財政上、生活困難、困窮する様な金額の寄付金
②寄付申込み後、寄付者の意思により寄付金の全額又は一部を取り消す場合等
【第一次募集目標額】 |
40,000,000円(本堂修復事業分) |
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【第一次募集期間】 |
平成30年1月30日〜平成31年4月30日 |
【寄付金の受け入れ】 |
専用口座 熊本銀行 川尻支店 |
【注】口座へお振込される場合はかならず振込み前に下記の寄付申請フォームより事前に寄付のご申請をよろしくお願いいたします。申請がない場合、証明書・領収書の発行ができなくなってしまいます。
【注】お寺へ直接または現金書留による寄付につきましても指定口座に入金後、証明書・領収書を発行いたします。
1
寄付のご申請
寄付の申請フォームから、住所、電話番号、口座名義などの必要な情報を入力してご送信ください。
2
お振り込み
自動の返信のメールを確認後、指定口座へお振り込みをお願いいたします。
3
証明書発行
ご入金確認後、証明書、領収書の発送をいたします。領収書がお手元に届きましたら一連の流れは終了です。
【 寄付の協力をしていただける方は、
必ずこちらからお振込者の
情報をお送りください。 】
〒861-4115 熊本県熊本市南区川尻1-5-87
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名称 |
長流山 浄行寺 |
---|---|
宗派名 |
浄土真宗本願寺派 |
住職 |
盛 忍(もり しのぶ) |
電話番号 |
096-357-9730 |
FAX番号 |
096-357-9750 |
所在地 |
〒861-4115 熊本県熊本市南区川尻1-5-87 |